皆様、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今年は日本でアニメーションが作られて
生誕100周年という節目の年になります。
その100周年ということもあり東京国立近代美術館フィルムセンターが運営しているサイト
「日本アニメーション映画クラシックス」というサイトを
ご存知でしょうか?
ここのサイトでは、フィルムセンターで所蔵している
初期のアニメーションを無料で視聴する事が出来ます。
特に、日本で最古と言われるアニメーションが「なまくら刀」というアニメーションなのですが
刀を購入した侍が、切れ味を試したくなり、
辻斬りを行おうと按摩と、飛脚に挑むのだが…
刀がなまくらだったため、逆に打ち負かされてしまうというお話で
非常にユニークな作品で面白いです。
他にも、面白い作品が掲載されているので
お時間ある時、ご覧になってはいかがでしょうか?
ここのサイトに記載はされていないのですが
私が好きな作品で、「くもとちゅうりっぷ」というアニメーションがあります。
この作品を知った経緯が、ABC朝日放送で放送されている
「探偵ナイトスクープ」内で、幻のアニメとして紹介されていたのが
きっかけなのですが、戦時中に作成された「プロパガンダ映画」なのですが
内容を観て驚きました。非常によく出来たミュージカル映画なのです。
普通の「プロパガンダ映画」というと、戦時中の国民の士気を上げる目的なので
内容も、少しえげつない、明らかにアメリカ人っぽいキャラクターが痛い目を見る
物が多いのですが、この作品は、てんとう虫の女の子と、くもの追いかけっこが
メインで、歌いながら物語が進行していきます。
戦時中でありながら、絵作りも非常にこだわっており
レイアウト、カメラワーク、キャラクターの動き、
特にマルチプレーンカメラで撮られたような背景の奥行き感が素晴らしい。
まるでディズニーの作品を観ているような感覚です。
※「白雪姫」が、1937年製作 この映画の1年前に「ダンボ」が作られている。
去年、フィルムをスキャンし、デジタルリマスターを施され
blu-rayも発売されましたので、視聴が可能です。
もし、こちらの作品も興味がありましたら、
ご覧になってみて下さい。
こちらから購入することが可能です⬇
松竹 (2016-08-03)
売り上げランキング: 22,003
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